意外と面倒、ワンストップ特例制度

HomeBLOG意外と面倒、ワンストップ特例制度

意外と面倒、ワンストップ特例制度

今年は、うちの奥さんも”ふるさと納税”やってみました。

 

ふるさと納税には原則”確定申告”が必要なのですが、”ワンストップ特例制度”というのを使うと、確定申告なしで次年度の住民税から”ふるさと納税”の寄附金額が控除されます(ふるさと納税の詳しい仕組みについては、弊社のYoutubeの動画をご視聴下さい)。

 

で、奥さんは確定申告ではなく、ワンストップ特例を使ってみようとしたのですが、実際やってみると意外と面倒でした。

 

ワンストップ特例制度を使うには、
<1>「楽天ふるさと納税」や「さとふる」などのサイトで、ふるさと納税の返礼品を購入する際、「ワンストップ特例制度を希望する」にチェック。
<2>返礼品と一緒に送られてくる「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入し、「ワンストップ特例申請の添付書類」に、マイナンバーカードの表裏のコピー、もしくはマイナンバー通知カードと運転免許証等のコピーを貼り付け、返信用封筒で返信。
<3>ふるさと納税を複数の自治体にした場合は、全ての自治体に<2>の書類を返信。
という作業が必要です。

うちの奥さんは”ふるさと納税”を4つの自治体にしましたので、<2>の書類を4回書かないといけません。特に、マイナンバー通知カードと運転免許証等のコピーして貼り付けるのが結構面倒。「これやったら普通に確定申告した方が楽なのでは?」ってことで、結局うちの奥さんも確定申告することにしました。

ふるさと納税の寄付する自治体が1~2箇所ならワンストップ特例制度もいいと思うのですが、それ以上になると案外楽でもないです。やっぱり何でも実際やってみないと分かりません。

previousnext